mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

帰国しました

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カナダ→日本に帰ってきました。

 

飛行機に乗ると、
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実際にうっすら水平線がカーブしているのを、目で見えるような時があって、

目の裏側で、この丸みをずーっとつなげて、地球の丸さを想像すると、地球の表皮に触れられたような感覚になって、いつかこんな輪郭線を、あぶりたいなあと、思う。

 

水の動きと、空の動きは似てる。

 

あっという間に羽田です。

ファイアーホールシアター

おはようございます

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今日はここで11時半から。

 

簡単なリハと打合せを終え、

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ディレクターのリアンと、今回トークの同時通訳もして下さったともよさんと。本当に、ありがとうございました

 

本番は、過去作品のスクリーンと共に、制作を紹介するトーク

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滞在制作のいくつかの場所をピックアップして紹介したのだけど、

今回、石巻と福島での滞在制作についてのトークは、震災のすぐ後の時期の写真から、出来るだけ、そしてそこから初めて海の水を汲ませてもらった経緯から、できるだけ話させていただきました。

 

 

ライブあぶりパフォーマンス

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観客のみなさまの、温かい拍手に感謝。伝わった感と、同時に自分のこれからの課題もさらに、よく見えた体験でした。心技体の、とくに心の部分がよく見えた体験。ありがとうございました。

 

 

お客さんからの質疑応答や、終了後も、ぎりぎりまでお話させてもらってから、スタッフの皆さまにお礼を、、

そのまま空港へ。

ふう、とパフォーマンス振り返りながら、

 

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もう帰国。

時差ボケも治らないうちに帰ります。展示はひきつづきやっています。

弾丸スケジュールだったけど、展示とトーク2つとパフォーマンスの合間に、ちゃんとみんなでお祭りみたり、ふと話し込んだり、会場での在廊時間もちゃんとあって、熱心なお客さんと話したり、現地のアーティストの方と交流できたり、お茶したり、スーパー行ったり、再会したり、濃密で贅沢な感じでした。ギュギュギュと。ほんとに2日だったのか。

 

 

 

 

アーティストトーク

今回、展示に合わせて、トークイベントや、ホールでのパフォーマンスなども企画していただき、

 

今日は、同じゲストアーティストの台湾から来ているなおちゃんと、バンクーバー在住のともよさんとの、3人でのアーティストトーク

 

朝、同じホテルのなおちゃんに、カナダといえばの

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Hortons。連れてきてもらった。朝マックみたいなね。

 

そして、ともよさんのアトリエにお邪魔して、翻訳のKanonちゃんと4人でトークの打合せしたのだけど、これがとてもいい時間で、事前にお互いの制作の話も聞けて、よかったなあ。もてなしていただいたともよさん、ありがとうございました…!

 

今日の会場のうちの1つが、

日本語学校の教室でね、

 

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現地の多様なお客さんが、生徒のように座っていて、不思議なアットホーム感あり、楽しかったです。

ほんの少し、あぶりのデモンストレーションもしました。

 

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ありがとうございます

 

4人での写真撮り忘れてしまった。。素敵なメンバーだったなあ、もっと長く話していたかったです。

 

しかし、今回まさかのカナダ2日間滞在なので、2日の間にスケジュールみっしりなんです。トークのあとは、明日の会場の下見へ。

 

明日は、1人でトークとあぶりパフォーマンス。会場は、

 

ここ。テスト中

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FireHall Theater。

ファイアーホールシアターです。

 

ファイアーて。日本でやり取りしてる時から「Mizuのあぶり会場は、ファイアーです」ってメールでお知らせきてて、どんな所かと思っていました。

素晴らしいホールだった。

 

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壁には、過去の舞台の、舞踏家さんたちの写真が。

 

再会

そして、ここバンクーバーの中の、とても小さなエリアで、びっくりの再会。

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6.7年前に、横浜の寿町でドヤで滞在制作していた頃にお会いしていた、かおるこさんに、ここで再会。

 

展示で今回来ているこのエリアは、今もチャイナタウンや、元々日本人の方々が住んでいた歴史があったり、異分野と時間が積み重なっていて、通りを一本入れば寿町を思い出す光景もあり(こちらはドランカーというか、薬や法律もあり、また違う問題もあるのだけど)、かおるこさんは、今はリサーチでこの町に滞在されているそうで、自分はそこにたまたま違う企画で展示に呼んでもらったのだけど、びっくり偶然の再会でした。

 

この5年の間、お産と病で、2度ほど峠を越えて、今年ようやく復帰して制作をまた始めると、移動生活の頃に会ってきた大好きな人達に、どんどん色んな場所で再会して、出会いと再会の醍醐味を感じています。ありがたや。

 

そして、バンクーバーでの新しい出会いにも、感謝です。

展示スタート

センターAというギャラリーにて、展示オープンしました。

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今日は、日本語学校にてアーティスト3人での対談トーク&デモンストレーションもあり、たのしみです。

 

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第42回パウエルストリートフェスティバル
the 42nd annual Powell Street Festival

Chiharu Mizukawa (visual exhibition) 水川千春 (ビジュアル展)
日時: 8 月4・5日 (土・日曜日) 12 時 ~ 17 時
場所: Center A センター A

バンクーバー

展示のために、カナダに来ています。

 

空港から車でピックアップしてもらい、直接ギャラリーに向かって、そのまま作品設置スタート。

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今回は、まさかのカナダ2日間のみで帰国するので、この2日間で、設置&展示オープン、在廊、別会場でアーティスト対談イベント、シアターでトークとパフォーマンス。と、今回バンクーバーで出来るお仕事をギュギュッと詰めたスケジュールになっています。

 

明日の会場チェックして、ようやくホテルへ。ベッドにばたり。時差とか関係なく眠い。いま、どこの何時だろ。夜20時くらいだけど、まだ外明るい。

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カモメいるよ。

 

『water branch』

カナダで展示する作品のパーツ一部。

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いろんな木の枝を、あぶってます。

数年前に、六本木や直島などで出させていただいた『水脈』というあぶりシリーズの進化バージョンです。

 

この12年くらいで自分で勝手にあぶり技法を求めて、独学でつくった、細かいいろんなニュアンス描くための 炙りの技法。12年目で、やっと少しは使えるようになってきました。ため焼き、白焼き、とか、名前までつけてる。

制作中

東京から戻り、カナダへ送る作品を仕上げています。

 

来月、バンクーバーで展示する『water branch』

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大量の、描いた枝のパーツ。実は、最終の全体像を勘のみでスタートしたあぶりだけど、すごい楽しいので、良くなる予感です。一枚一枚は、丹念にいきます。

 

ある音楽へのオマージュも入っている作品です。

天王寺アイルにて

7月の3日間、天王寺アイルにて。寺田倉庫さんのB&C HALLで展示させていただきました。

 

special thanks! 

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2012年に、KIITOのアーティストレジデンスで制作した、石巻、神戸の海の水であぶった作品『地をあぶる』。この作品を、東京の運河のそばで展示できたことも、うれしかったです。

 

一階は、友人のアーティストかも君の展示で、見応え十分でした。

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ニューヨークから帰国中の冠ちゃん、今回もありがとう!

 

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環ROYさんと、SOLAさんのライティングによる、オープニングアクト、かっこよかったなあ。

 

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展示みていただいた方々、スタッフの皆さま、寺田倉庫さま、設営してくださった山口さん、冠ちゃん、かも君、企画のはるかちゃん、皆様ありがとうございました!感謝を込めて。

 

 

会場のそばで、IMI時代の友達に15年ぶりに再会したり(!)、

帰る間際に、渋谷でのちえの展示に寄ったら、

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5年前のインドで会った、ギタリストのこうたろう君と再会した…!

 

 

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かも君の絵の前で。

 

今回も、しあわせな再会たくさんありした。

東京、実はまたすぐ来ます。

 

 

初夏

今年は、夏にカナダで展示が入りそうです。

 今、この数年ですでに遠い記憶になりつつあった英語を思い出し、メールでやり取りしています。いいものになるよう尽くしたい。

 

夏までの間も、ちょこちょこと、楽しみな制作のお話があって、しばらくは部屋で裁縫をするように、あぶり作品をじわじわと。

 

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そして、台所では、春の山菜にはまっている。あちこちに野草が芽を出してて、摘んでは食卓へ。

 

来週、ひょんな用事で、東京にもゆきます。

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