mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

インド

インド最終日。
 川で洗濯中。

怒濤の3日間が過ぎ、今日は1日、家でご飯づくりのお手伝い。
ラジェースジーと一緒にお昼ご飯つくる。
 料理たのしい。
 にんにくすり潰す。


野菜は、カマで切る。魚のヒレや小骨もこれで取って切る。慣れて、使えるようになってきた。



午後、ラクシュミー山に登りに行くけどいく?とかるく誘われて、
うん、行く!と2つ返事でついていったら、すごい本格的な登山だった。麓までかと思ってた。ひーってなりながら、頑張って登る。最後にこんな山登りできると思わなかった。


ラクシュミー山は、毎日見ていた、この、先のとんがった山です。

みんなでヒイヒイ言いながら、頂上に着く。

頂上には、猿がいて、寺院があって、お参りをしてから、山の胎内みたいな狭いトンネルを、1人ずつ腹ばいになって進むと、その中に、山の神様が居た。飾りたてられた、他の神様の像とはちがって、小さな三角のオレンジの石に、ちびまる子ちゃんに出てきそうな、シンプルなかわいい顔がついてた。なんか、とっても納得した。壮大な、いい神様でした。

最後に、寺院の屋上へ。
 風が、気持ちい。


ラストまさかの2時間の山登り強行突破して、夕方、お家のお掃除や、会計の計算。
荷づくり。

↑お世話になったオドモス(インドのクリーム。蚊よけに塗ってた)


↑最後まで、ゴミ捨てお手伝いしてくれたプラサント。ありがとう。
出発直前まで「ミズ!ストロベリー」とか言って、苺ひと粒くれたり、「みて」と書いた絵見せに来たり、もう出るよーて言ってるのに「いいから、こっちこっち、こっち来てみて」と自分の家連れてこうとしたり、ほんとに可愛かった。


バスに乗るとき、村人やマユール達が見送りに来てくれたんだけど、みんな泣いてた。日本人もインド人も泣いてた。いつも各地を出発するけど、こんなにみんなが泣いて別れを惜しむ場面も、そうそうない位、泣いてた。自分も号泣して、バスに乗ってもまだ泣いて、泣きつかれて、ようやく寝る。。となった車内で、

 ←さっき登った、ラクシュミー山見える。

しばらくして、あっこさんから電話。「乗るはずの飛行機が、飛ばないことになった」というとこまで聞き取れて、電波が悪くて切れる。えー!
振り向くと、バス車中ほか全員寝てて、運転手と助手席のインド人兄ちゃんだけが、こっちを見てる。えっと、、携帯借りていい?てジェスチャーで言って、とぎれとぎれの電波の中、なんとかあっこさんから、とぎれとぎれの暗号みたいな、振り替えフライトのナンバーを聞いて、空港着。


フライトまでみんなでご飯。ヒラクさんがなぜか持ってた瓶の白ワインもらって、ちょっと酔っ払った。


ムンバイ発の機内に乗ったとたん、離陸するよりも早く眠りに落ちました。
インド、ワルリの村、ほんとにいいところだった。
本当にありがとうございました。

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