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水川千春の制作記録

宮城

水川千春 in 石巻 展、オープンしました

海の水と雨で、描いて、あぶりだした絵です。

描いているときは、透明で目に見えませんが、筆につけて、紙に描き込み染み込ませ、あぶると、水の中のものが火に触れて、色になって絵が浮き出てきます。


朝、残り湯とゼラチンで、『水晶』も制作。


↑一見、石のようですが、ゼリー状で、会期中に変化していく作品です。これは展示会場に、夜、現れます。


午後は、会場に居て(一瞬、一人になった瞬間、眠くて椅子からくずれおち、床からまた椅子に這い上がる途中で、眠りにおちたところを、石巻工房のルーさんが目撃。その時、会場には、椅子に眠るうちとルーさんだけ。ルーさん、これは事件なのか?それともパフォーマンスなのか?と迷ったそう。しかし、違う!寝てる!と気付いたルーさん、起こさずそっと展示だけ見てくれてた、優しい。。すみません。。)、



夕方、オープニングパーティ。

↑途中、木の下での晩ご飯団欒。みたいになってた。うれしい。たくさん来ていただいて、ありがとうございました!そして、今日もまた、たくさん差し入れいただき…感謝です。涙。


そして、ライブあぶりだし。

事前に描いていた、真っ白い状態の紙を、観客の前でライブであぶり出します。炙りは、火に触れて現れるその瞬間が、一番美しいです。匂いも。集中してじっくり見ていただいて、とても嬉しかった。


無事にオープン迎えました!みなさま、ありがとうございました。

展示は、9月23日までです。水木お休み。石巻に来られることがあれば、ぜひお立ち寄りくださいませ。うちは、明日一度石巻をでて移動ですが、立石さんが居ます。彼女、とても素敵な人です。今回、いろんな炙りの時間、見守ってもらってました。


そして、深夜。
1枚あぶりだし、追加。
石、を炙りました。

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