mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

宮城

日和アートセンターで飼っている、メダカの赤ちゃんが生まれました。
 写真じゃ見えないけど、かわいい〜。
 ←そして、その水槽から、タニシを冷静に間引く、立石さん。



今日も、描いて、あぶってます。
 海の水と、雨。
公開制作していると、いろんな差し入れいただきます。食べ物、飲み物、扇風機…、ありがとうございます!

夕方、インドで一緒だったあべかえちゃんが、仙台から!
 ←ポーズがちょっと変な私たち。


そして夜。
今日は、石巻の旭町で、100年以上つづいている町内の祭「野菜祭り」がありました。町内で、地元の人がそれぞれチームで野菜で作品つくって競いあう。という、なんだかすごい祭り。
最後の方に駆け込みで、立石さんとみにゆく。いろいろありました。

 野菜でできた、かさこ地蔵。とか
 金賞の、コウノトリ
見ていたら、はい、抱いてごらん。と、コウノトリの赤ちゃん(野菜です)を手渡され、
 記念写真。
どれも愛情こもっていて、すごかったです。普通の民家の軒下などが会場になっていて、お母さん達や、おじちゃん達や、子供が、みんなして、こぞって作って、これが町内で100年もつづいてるなんて。すごい祭、見ました。

↑終了ぎりぎりに行ったので、復路ではもうさっきの野菜作品たちがどんどん解体されていて、さっきのコウノトリ(野菜です)も、もう主婦の皆さんが羽をむしっているところで、立石さんとひぃーてなったけど、撤収の早さも、すばらしかった。このあと、来年の野菜祭りでなにを作るか相談して、また1年間、それに向けて野菜を育てるそうです。すごい。

見れてよかったーと大満足で立石さんと日和アートセンターに戻り、

深夜の制作。

昨日の焼きトマト、庭、雨、野菜祭り、いただいた差し入れ、見た海、立石さん、去年見たこの町、傷ついたこと、話した言葉、悲しみ、失った人、今のこと、水の中のもの、火、再会、いろいろなこと炙りながら思いました。でも最後には、世界は、素晴らしい と、思って炙る。
 深夜の日和アートセンターもすき。
この数日、立石さんと深夜3時4時まで、作業して、毎晩、気を失うように眠る日がつづいてました。でも、こんなに没頭してつくらせてもらえて、幸せです。立石さんは、今回の制作の様子をほとんど見てくれていて、一緒にご飯食べたり、一緒に人に会いにいったり、滞在中のいろんな時間を共有できてて、炙るのは自分1人の作業なんだけど、なんだか2人で制作しているような、気がします。いつもありがとう。いいものつくりたい。


でかい木、1本、炙りでてきました。

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