mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

宮城

おはようございます!電気がない場所は、朝になると、明るさがとっても嬉しい。
専修大学のボランティアセンターへ。朝、集合して登録する。1人で来てる人、団体で来てる人。それぞれに合ったニーズ表を割り振られる。泥だし作業が多いようだった。石巻のボランティアセンターはもうだいぶ体制が整っているみたいにみえた。GWが過ぎて、人が減っていた時だったそう。メンバー4人で、1軒のお宅の泥だしニーズ表をもらい向かう。

←みずちえシンジ
津波につかった家具を運び出して、ヘドロをスコップですくっていく。重労働。1軒1日がかりで終えても、まだまだ必要な場所がずっとつづいてる。ヘドロは、油ぽくて真っ黒で、海の見えないところに溜めていた黒が、まとめてあがってきた気がした。人の手でやるしかない作業が山ほどあった。瓦礫の粉塵も体によくないので、ずっとマスクをして、カッパ&長靴&メガネで防護しながらやる。時々、ヘドロにまじって魚も出てくる。魚が出てくると、匂いがすごい。家の主人の方と、その友達の男の人も一緒に片付ける。「本当は、いいところなんだよ」と仰ってた。夕方4時に終わった。
夜、お風呂に入りにいく。途中、田んぼに囲まれた道で車をとめて、かえるの声聴く。

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