mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

別府

ピックスター・なっちゃんと一緒にテレビ塔まで撮影のために山ごもりをする栗山くんを送りにゆく。展望台のカフェにお邪魔してから、あまりにも無防備な栗山くんに毛布などを渡し、くだり途中の山道から、山の頂上に小さく立っている栗山くんを激写。


その後、なっちゃんと昨日の明礬温泉あたりへ。湯の花を見に行く。ずっとずっと気になっていた湯の花。お湯の沈殿物のイメージだったのに、綺麗な結晶だったのでびっくり。湯の花を育てている小屋では、あまりにテンションがあがってしまい夢中になる。湯の花、すごい。


 ←夢中になりすぎる。photo by なっちゃん


湯の花:1日に1ミリのびる。増殖。濃いお湯の成分の結晶。本当の色は白。気になる単語。前から口の中で唱えていた、湯の花で生け花。もう少しあっためてみてみよ。湯の花、湯の花。ああ、いいなぁ。

遠くに、湯の花みたいな、黄色い花やま


お土産やさんのおじちゃんに、湯の花舐めてみていいよと言われたので、舐めたら、舌がしびれた。
 

写真には写らないけれど、湯の花を触ったあと、白い繊維が指についてキラキラする。じっと見ていたら、どこかで見たような気がして、思い出した。前回、別府の帰りに大阪で搬出に行った日、残り湯ジュエリーが真っ白な結晶になってたんだった。そっか、あれは湯の花だったのか。
↓あの日のジュエリー
http://d.hatena.ne.jp/c-mizukawa/20090207


夜、栗山くんが寒さに耐え切れないらしく連絡がはいる、アパート作家住人で「だから言ったのにー」と、お湯を沸かしたり救援グッズをあたふたそろえ、未来へ号で一郎くんが救出にゆく。深夜、連れられて帰ってきた栗山くんの奇跡にちかいおもしろ写真を見てみんなで笑い転げる。

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