mizukawachiharu’s blog

水川千春の制作記録

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雪溶けました。3月は、春かと思ったら、まだ降るんかーい!といくどなく雪景色になったけど、ようやく春。

花粉、大丈夫ですか? 遅ればせながら、私、花粉症デビューしました。移動生活してる頃は、まったく花粉に反応しなかったのだけど、大変これ。ナウシカのマスク思い出しちゃう。

でも、春はやっぱり嬉しい。野草みたいに、生物的にもソワソワしますね、春。

 

最近よく考えているのは、エンターテインメントのこと。

 

日本の大衆文化の中に、なかなか現代美術は入っていない昨今ですが、領域をひょいと飛び越えるような行き来がしたい。自分も美術が軸なのは、きっとずっと変わらないのだけど。デザイン、ファッション、音楽、映画、お笑い、芸能、現代美術。分野の境が、ゆらいで、ふと違う分野の人とお茶して、コラボして、いいもの作って帰ってくるような、そんな行き来がしたいなと、最近考えています。

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領域のゆらぎ。

 

 

 

縁故節

2013年、甲府での滞在制作で、ごみちゃんと、ちえと、山中カメラさんと結成したユニット・風林火山商店街。
山と町でそれぞれ盆踊り大会を、甲府のみんなで作ったことがありました。
 
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↑結成当時、昇仙峡の山合宿にて

 
その時から数年にわたり、何度か収録した「縁故節」が、このたび、7月25日に、compare notesからリリースされる、53235ソロアルバム、「艾(もぐさ)」に入ることになりました。私もコーラスで参加させてもらってます。
 
このね、縁故節のPVを、「縄文号とパクール号の航海」の監督の水本博之さんがクレイアニメで制作してくれてて、すごいよかった。ああ、そう、山での生活、山で会ったおばあちゃん、縁故節のセリフを収録した命がけの産後、、クレイアニメを見ながら、すごい色んなことをぶわっと、でも自然に、思い出した。
 
デザイン、演奏、録音、マスタリングにいろんな大好きなアーティストの皆が参加していて、夏のCDリリースを心待ちにしています。楽しみ。

お久しぶりです。2018

お久しぶりです。

明けましておめでとうございます。


ツイッターでは、
ちょこちょこ呟いていたのですが、ブログ更新がものすごくあいてしまいました。



実はこの3年間、2014年の出産時に、母体も危険な状態になり、産後からそのまま体がなかなか回復せず、2016年に大きな病になり、一年ほぼ寝たきり状態の闘病になりました。



一時期、左目の失明の危機にもなりましたが、色んな方に助けられ、今は、目も無事に回復しました。前と見え方は変わりましたが、あぶりがより繊細になりました。


日常生活もままならなかったり、一時期は原因不明の難病扱いで、激しい痛みや、薬も効かず、騒然となりましたが、家族や友人の助けや、よい先生に恵まれ、2017年に回復の兆しが見え始め、そこから一年かけてさらにゆっくりと体力も回復しています。


また元気に動けること、目が見えること、娘を育てられるだけの体力が戻ったこと、改めて、いろんなことに感謝しています。


2018年に入り、ようやく出産前とほとんの変わらず動けるようになりました。とは言っても、前のようにハイスピードでの移動は無理なのですが、一ヶ所にゆっくり丁寧に関わりながら制作していくことが出来そうです。

これまでより、1人で深く潜るようなあぶり作業になっていく予感です。


気付けば娘も、今年は幼稚園なので、春から徐々に、制作復帰の準備中。



久しぶりのブログ。
たぶんこれからも、ちょこちょこ更新しますが、
これからは移動を追うブログというよりは、友達にあてて書く、手紙のようなブログになるかもしれません。



何年も間が空いたブログの久しぶりの更新を読んでいただいた皆様、ありがとうございます。


今年も、どうぞよろしくお願いします。

ほおずき

久しぶりにあぶった作品。

あぶり制作、ひと段落。机の上が、ほおずき祭り。目の影響もあって、前よりも今は、だいぶ繊細な線になってます。繊細なタイプのあぶりです。あぶるタイプの魔法です。






  長崎

AAF2015参加企画
「五島海のシルクロード芸術祭」 ありがとうございました

日時・2015年10月17日(土) 
場所・〒853-0701 長崎県五島市岐宿町岐宿1218-1 魚津ヶ崎(ぎょうがさき)公園 
参加ゲスト・田仲圭、坂本浩人、杉原信幸、水川千春、他
http://www.asahi-artfes.net/sp/program/2015/post-202.html

五島の海であぶりワークショップ

別府です。

混浴温泉世界の、ラストに来てます。6年前に生まれた、わくわく。カメラさんの別府最適音頭。ケロリン桶のちょうちんと、満月。昨夜のフィナーレの盆ダンスの屋上が、天みたいだった。
別府、ありがとう。

わくわく混浴デパートメントの、海のみえる部屋に、展示してました。


来ていただいた皆様、ありがとうございました。


朝見神社。

湯けむり。友永パン。一休み。蒸し湯。とり天。

↓毎朝、集合写真を撮った清島アパート。

それぞれ色んなこと変わって、色んなこと変わってなかった。


打ち上げの料理は、まさかのももカフェ!別府でも食べられるなんて。ここでも、すごかった〜。

↑お料理で、温泉ができてる。(しかも岩風呂)


今回も、もれなく温泉たくさん入った。6年前にはじめて別府に来た時のこと、もうだいぶ前のことみたいだけど、あいかわらず、別府はいつでも湯けむりと一緒に迎えてくれる。ほっとする、懐かしい大好きな土地です。


夏に、ももカフェで、昇さんの陶器と作品の、物々こうかん。

我が家も、ひとつずつ作品に嫁入りしてもらいました。

左は、杉ちゃんの漆の貝。自分は、はまゆうのあぶり作品。

秋に、いただいた器を使うの楽しみ。

美術祭がおわり、搬出がおわり、気が付けばもう秋に。名店街のBAR・ベニューで、みんなで座談&カレー。秋冬の大町も、楽しみです。

カウンターのママ席は、カレー食べるみんなの顔 見渡せて、たのしい。

会期中、水川の間に宿泊いただいたお客様、ありがとうございました。雨音を楽しんだお手紙くれた方、皆様、感謝。


↑最後の日の宿泊みなさま。水川の間のあぶり、買ってくれたトモちゃん、ありがとう。また来年、お待ちしてます。

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